自分でAIを動かそうAI 編集部が運営
用途から選ぶ

ホーム > コラム

課金のしくみ

GPUクラウドの止め忘れ課金:停止と削除で何が残るかを公式の記載で整理する

GPU の課金が止まっても、ストレージの課金は続くことがあります。RunPod と Vast.ai の公式の記載と、国内事業者で確認できなかった点をまとめました。

公開
2026年10月18日
更新
2026年10月18日
読む時間
約 3 分
執筆
AI 編集部
課金のしくみ止めても課金は続く?自分でAIを動かそう

この記事は、提供や依頼を受けて書いたものではありません。数値は各社の公式ページから取得し、公式に書かれていないことは「記載なし」と示します。

GPU インスタンスを止めても、すべての課金が止まるとは限りません。RunPod も Vast.ai も、公式のドキュメントに「停止中もストレージの課金は続く」と書かれています。課金を完全に止めるには、インスタンスを削除する必要があります。国内の事業者は事情が違います。公式の料金ページから停止中の課金を読み取れないところが多く、確認できたのは GPUSOROBAN だけでした。

GPU の課金が止まっても、ストレージの課金は続くことがある

RunPod の公式ドキュメントでは、Pod を停止すると GPU は解放され、ボリュームディスクのデータは残ります。コンテナディスクのデータは消えます。停止中も、ボリュームディスクには課金が続きます。

ディスクの種類稼働中停止中
コンテナディスク$0.10 / GB・月消えるので課金なし
ボリュームディスク$0.10 / GB・月$0.20 / GB・月
ネットワークボリューム$0.07 / GB・月(1TB 未満)Pod とは独立して保持

たとえば 100GB のボリュームディスクを停止したまま 1 か月置くと、0.20 × 100 で月 $20 です。GPU を使っていなくても、この料金は発生します。

停止と削除では、残るものが違う

RunPod の削除(Terminate)は、ネットワークボリューム以外のデータを完全に消します。Vast.ai の公式ドキュメントも、停止中は GPU の課金がかからない一方で、ストレージの料金は続くと書いています。止めるにはインスタンスの削除が必要で、通信量は状態にかかわらず課金されます。どちらも秒単位の課金です。

削除すればデータは戻りません。残したいデータがあるなら、削除の前に別の場所へ移します。

国内の事業者は、停止中の課金が公式の料金ページに見当たらない

GPUSOROBAN の公式ページには「停止中は課金されない」と書かれています。ただし、停止中のデータの保持やストレージの課金は記載がありません。

さくらのクラウド 高火力のページには、不使用時には仮想マシンを停止できるとありますが、停止中の課金の記載はありません。起動用のディスクは別に契約する必要があり、その料金の記載もありません。ConoHa の GPU のページにも、停止中の課金の記載は見つかりませんでした。

申し込む前に確認すること

  1. 停止と削除で、何が残り何が消えるかを、公式ドキュメントで確認する。
  2. 停止中に残るもの(ボリューム、ディスク、IP アドレスなど)を書き出す。
  3. 料金ページに書かれていなければ、サポートに「停止中は GPU の料金がかかりますか。ストレージはどうなりますか」と聞く。
  4. 最初は短い時間だけ動かし、終わったら止めて、請求の画面で課金が止まったかを確かめる。
  5. データが不要になったら、ボリュームも削除する。

この記事の出典

出典はすべて公式ページです。取得日は更新日に合わせています。

GPUSOROBAN1時間50円から公式サイトで料金を確認する