メモリ・VRAM の見積もり
動画生成に必要なVRAMは、モデルの大きさで24GBと80GBに分かれる:Wan2.2・HunyuanVideo・LTXの公式の記載
動画生成モデルの必要 VRAM を、公式の README の記載だけで整理しました。数値が書かれているものと、書かれていないものを分けています。
- 公開
- 2026年10月18日
- 更新
- 2026年10月18日
- 読む時間
- 約 3 分
- 執筆
- AI 編集部
この記事は、提供や依頼を受けて書いたものではありません。数値は各社の公式ページから取得し、公式に書かれていないことは「記載なし」と示します。
動画生成に必要な VRAM は、モデルの大きさで 24GB と 80GB に分かれます。Wan2.2 の 5B 級は 24GB 以上、14B 級は 80GB 以上と、公式の README に書かれています。HunyuanVideo 1.5 は、モデルのオフロードを有効にして最小 14GB です。LTX-Video の README には数値がありません。動画生成のモデルは入れ替わりが速いので、この記事は個別のモデル名よりも、記載の読み方に重点を置きます。
公式に数値があるのは、Wan2.2 と HunyuanVideo 1.5
| モデル | README の記載 |
|---|---|
| Wan2.2 TI2V-5B | 単一 GPU のコマンドは、24GB 以上の VRAM で動作(RTX 4090 を例示)。720P は 24fps で生成 |
| Wan2.2 T2V-A14B / I2V-A14B / S2V-14B | 単一 GPU のコマンドは、80GB 以上の VRAM で動作 |
| HunyuanVideo 1.5 | 最小の GPU メモリは 14GB(モデルのオフロードを有効にした場合)。解像度は 480p と 720p |
| LTX-Video | 必要 VRAM の記載なし |
Wan2.2 の README は、メモリ不足のときの選択肢として、--offload_model True、--convert_model_dtype、--t5_cpu を挙げています。5B 級は、80GB 以上の GPU ならこれらを外したほうが速いとも書かれています。
LTX-Video は、数値でなく軽量版の説明にとどまる
README には、13B の dev 版は最高品質で VRAM が多く要る、2B の蒸留版は小さく VRAM が少なくて済む、fp8 版は VRAM を減らせる、という説明があります。具体的な GB 数は書かれていません。
「動く」と「速い」は別の話
オフロードは、VRAM に載らない分を CPU 側のメモリに逃がす仕組みです。HunyuanVideo 1.5 の最小値 14GB は、このオフロードを有効にした場合の値です。動くことと、実用的な時間で終わることは別で、公式の README に所要時間の一覧はありません。
Wan2.2 の README には、5B 級で 5 秒の 720P 動画を、一般向けの GPU 1 枚で 9 分未満で生成できるという記述があります。ただし、どの GPU で測った値かは、この記載だけでは分かりません。
自分の使い方に落とす手順
- 使いたいモデルの大きさを決める。5B 級なら 24GB、14B 級なら 80GB が目安になる。
- 公式の README で、そのモデルのコマンドと要件を確認する。数値がなければ、軽量版の有無を見る。
- 24GB 級の GPU で試し、足りなければ設定を調整するか、80GB 級に進む。
- 借りる前に、時間単価と、止めたあとに残る課金を確かめる。
借りる GPU は、動画生成を試すなら、24GB の ConoHa の L4から始める選び方をまとめています。止め忘れの課金は、止め忘れ課金の記事にあります。
この記事の出典
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