用途から選ぶ
音声の文字起こしや声づくりを試すなら、まず24GBの GPU(ConoHa の L4)から
読み上げだけなら GPU は要りません。文字起こしの Whisper large は約 10GB で、24GB の GPU に収まります。声の学習は NVIDIA GPU が必須で、VRAM の数値は公式にありません。
- 確認日
- 2026年10月18日
- 根拠
- 各社の公式ページ
この記事は、提供や依頼を受けて書いたものではありません。数値は各社の公式ページから取得し、公式に書かれていないことは「記載なし」と示します。
音声の文字起こしや、声づくりを試したいなら
ConoHa の GPU
- Whisper large は約 10GB
- 60.5円/時から(税込)
- 円払い
読み上げだけなら、GPU は要らない
音声の読み上げ(音声合成)は、公式の README によると、GPU がなくても動かせます。Style-Bert-VITS2 の README は「音声合成のみに使う場合は、グラボがなくても CPU で動作します」と書いています。VOICEVOX ENGINE は、Docker イメージが CPU 版(cpu-latest)と NVIDIA GPU 版(nvidia-latest)に分かれています。
読み上げを常時動かしたいだけなら、GPU を借りる前に、GPU のないサーバーで試すほうが安く済みます。n8n や Dify と同じ考え方です。→ n8n や Dify なら XServer VPS
文字起こしは Whisper large で約 10GB、24GB に収まる
動画の字幕づくりなどに使う文字起こしの OpenAI Whisper は、README にモデルごとの必要 VRAM の表があります。
| モデル | 必要 VRAM(README) | 相対速度 |
|---|---|---|
| tiny | 約 1GB | 約 10 倍 |
| base | 約 1GB | 約 7 倍 |
| small | 約 2GB | 約 4 倍 |
| medium | 約 5GB | 約 2 倍 |
| turbo | 約 6GB | 約 8 倍 |
| large | 約 10GB | 1 倍 |
最も大きい large でも約 10GB です。NVIDIA の公式ページで、L4 の VRAM は 24GB とされています。ConoHa の GPU のページには、L4 が 60.5 円/時(vCPU 4・メモリ 16GB、税込)から載っているので、文字起こしだけなら、24GB で十分に収まります。
声の学習は NVIDIA GPU が必要で、必要量は公式に数値がない
自分の声や好きな声で読み上げさせる「声づくり」は、学習が必要です。Style-Bert-VITS2 の README は「NVIDIA の GPU が無い場合は学習はできません」と書いています。ただし VRAM の数値は書かれていません。GPT-SoVITS の README には、1 分の学習データでのファインチューンと、5 秒の音声でのゼロショットが紹介され、推論の速さの目安(RTF、小さいほど速い)として、RTX 4090 で 0.014、RTX 4060 Ti で 0.028、M4 の CPU で 0.526 が載っています。こちらも、必要な VRAM の数値はありません。
向かないケース
- 読み上げだけを動かしたい。 GPU は要りません。→ GPU のない VPS から試す
- 止め忘れの課金がいちばん心配。 ConoHa の GPU には、停止中の課金の記載が見つかりませんでした。→ 止め忘れが心配なら GPUSOROBAN
申し込む前に聞くこと
- 停止したあと、GPU の料金とストレージの料金はかかりますか。
- 学習した声のデータは、停止中も残りますか。
- 審査にはどのくらいかかりますか。
音声の文字起こしや、声づくりを試したいなら、ConoHa の GPU
申し込みの前に、料金と条件を公式ページで確かめてください。公式に記載がなかった項目は、上の「申し込む前に聞くこと」のとおり、サポートに確認できます。
この記事の出典
- OpenAI Whisper README
- Style-Bert-VITS2 README
- VOICEVOX ENGINE README
- GPT-SoVITS README
- ConoHa GPU
- NVIDIA L4
出典はすべて公式ページです。料金と条件は更新日時点のものです。